SEの仕事は今後どうなる?市場価値が高いシステムエンジニアになる方法・キャリアってなんだろう?

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一昨日インフラ勉強会で佐々木康介さん(@redsasakou)のキャリアの話とかSIの話を聞いていて面白かったというか為になったので、今回SIでのキャリアとか仕事観について書いてみようと思います。

一応ぼくはいまのとこSIerで働いているので若手SEの観点で書いてみます。

自分でもときどきここで仕事していてどんな力がついて、どんなことができるようになるんだろうって考える時があります。

世の中の仕事の変化

IT業界の広がり

欧米のIT企業(Google、Facebook、Apple、Salesforceとか)が勢い強いイメージですよね。たしかにこうした会社が経済を回している感じはしますが、「IT×他の産業」の会社がテクノロジーを起点に既存のサービスをより便利にして、新しいインフラをつくっています。

  • 出版→電子書籍(Amazon)
  • テレビ→ネットテレビ・動画サイト(YouTube・Amazon・Abema)
  • 新聞→スマホ・ネットニュース(スマートニュース・NewsPicks)
  • 力仕事・危険作業→ロボット・ドローン
  • 多くの事務作業→ITシステム(AIとかもここ)・ロボット
  • 買い物→ネットショッピング・通販(Amazon・楽天・メルカリ)
  • 現金払い・銀行→ネット金融・仮想通貨、ブロックチェーン

いまぱっと思いつく範囲で書いただけでもたくさんありますね。とりあえずアマゾン強い。最近はクラウドもAWS一強な感じだし、アマゾンがいろんな作業を駆逐しています。

とにかくいまやITが関係しない産業なんてないんじゃないかなと思うくらいITは社会に浸透していて、社会に欠かせないインフラとなっています。

まだまだ第一次産業とか福祉系とかは費用面とかの問題でITの進出が遅れていますが、技術が進化していけば、コストも下がって導入がどんどん進んでいくと思います。

シェアリングエコノミーの台頭

ITによる産業の効率化以外にも、今まで会社がサービスを運営するのが当たり前でしたが、B  to CだったものがC to Cにどんどん移行しているように思えます。

  • メルカリ:通販会社・メーカーから買うのではなく消費者同士で売買する
  • Uber:タクシー会社ではなく、個人の車をシェアする
  • Airbnb:ホテル、住宅仲介業者ではなく、個人の家や持っている部屋をシェアする
  • ココナラ:個人の持っているスキルを欲しい人に提供する

いままである会社や業界が独占していたサービスが、個人でシェアされるようになっていますね。

VALUとかインフルエンサーマーケティングが盛んになっているのもこうした個人主義化の加速を象徴している気がします。

システムエンジニアのキャリア

SIer内のキャリア

※PL:システム関連の案件のプロジェクトリーダー(現場の一個の案件のリーダー)

※PM:システム関連の案件のプロジェクトマネージャー(現場の数個の案件を管理する)

だいぶざっくりとしています。

プロジェクトの参画の仕方としても、設計・開発・テスト・運用など工程はまちまちですし、ネットワーク・DB・アプリなど分野も様々です。当然各分野も細かく領域が分かれます。

いろいろツッコミどころはありますが・・・おおまかなイメージとしてはこんな感じ。

当然40・50代でプロジェクトの一員になることもよくあります。そういう人も多いです。

今回は経験が長くなると、管理・経営職(ときどき専門職)になることが多いSIerのSEのありがちなキャリアにフォーカスして話します。

上にいくと専門職より、下に行くと経営職寄りになります。

近くて色の似ているオブジェクトにはキャリアチェンジしやすいですが、遠くて色が似てないオブジェクトのキャリアにはキャリアチェンジしにくいです。

転職であろうと、自社内の移動であっても。

一昨日のインフラ勉強会の内容やぼくの周りの人の様子を踏まえるに、市場価値の高い人は技術力と管理スキルのバランスが高レベルな人だと思います。やや管理スキルの方が比重大きいかな。技術力が全くないと管理スキルも伸びにくい。

専門性やスキルを測る3つの軸

ここまで役職や出世としての目線でキャリアを語ってきましたが、どういう領域・業界・役割のSEとして経験・スキルを積んできたかによってSEの市場価値は特徴付けられるといっても過言ではありません。

SEのキャリア3つの軸

  1. 専門領域:DB、ネットワーク、アプリ、Saasなどなど
  2. 得意なフェーズ(役割):設計、開発、テスト、運用、開発プロジェクトのPMなどなど
  3. 担当業界:メーカー、金融、通信、自治体系などなど

職種だけでなく、これらの3つの軸を全て変えるような転職・キャリアチェンジは歳をとるごとに難しくなっていきます。

全く違う分野の仕事にはチェンジしにくいです。基本SIerは通信系とかメーカー系とか業界ごとにタテ割りになっていることが多いです。1回入社したら基本的にタテ割りを超えた異動ははあまり多くないです。基本ずっとそこだと思った方がいいです。

この図には表現していませんが、インフラ・アプリなど分野や領域も細かく分かれますが、ネットワークを極めるとそれに一辺倒になってしまったり、アプリとDBをやると広く知れてよかったりします。

当然専門分野に詳しい人も市場価値は高いのですが、日本の典型的な大企業だと、専門職を高い報酬を与える人事制度が長く整備されていないところが多かったのもあり、SIerで働いて出世を目指す人はどうしても管理職を目指す人が多いです。現にぼくも直属の上司に技術力よりも弊社は管理スキルとか折衝力が評価される傾向があるよっていわれた。

こういう傾向は日本の従来の終身雇用制度やSIerというITシステム開発を束ねるという業態に依存しているような気がしています。

SIer外のキャリア

会社内にないキャリアを目指したり、違う仕事をしたい場合は転職が良いと思います。

転職回数が多すぎたり、逃げの転職は不利益が多いと思います。

自分の過去の経験が生きる前向きな選択肢をあげるとすれば、以下のような選択肢が大まかにあると思います。

  • 社内SE
  • ITベンダー
  • ITコンサル
  • Web・3Dなど別分野のエンジニア
  • フリーランス
  • 異業種

SIerからの転職の選択肢のことはこの記事を参照してください。

SEの転職の選択肢について考えてみた。ITメーカー?社内SE?フリーランス?

SIerのSEの最適なキャリアプランは何?

管理・事務・下流の仕事の価値は下がるorなくなる

新卒にしろ、中途にしろ、入社してから大きなグループをまたぐ部署異動はよほどコネを作っておかない限り難しい。

それが日本的大企業の定めです。10年後もそんなかんじでしょう。

ただ会社が主体的に変わらなくても、社会は便利なサービスにシフトして、変わります。

RPAやクラウドなども代表的ですが、面倒な開発工程などが削減されたり、事務作業がどんどん自動化されていきます。

客先に導入するだけでなくSIerの中の仕事もそれらに代替されるのが定めでしょう。

そう考えた時なくなる仕事ってなんでしょう。

プロジェクトのドキュメントの周りの仕事(チェック・承認)やテスト・運用監視などなど

チェックすることが決まっていて、人が試行錯誤する必要のない単調な仕事は、事務や下流の工程が多いです。

顧客と要件を折衝したりといった上流の専門的な仕事は、人の意見やITに関する知識を総動員しなければならないので、代替されにくいですが、管理職や経営職の仕事の多くの割合を締めるドキュメント関連の仕事(多重の承認、ドキュメントのチェック)とかは自動化にしたほうが効率も良く、正確性も高いです。

新技術を扱う仕事の経験を積み、専門性と市場価値を高める

このようになくなる仕事を考えると、残る仕事(=人間が価値を出せる仕事)って専門性や個性がある活動なんですよ。

そしてこれから需要があること。社会的にこれから需要が増すようなことをやらないと必要とされません。

SIerのSEという立場で考えるなら、大きなシステムとの親和性のある最新技術・・・

AI、RPA、仮想化(コンテナ)、HTML5、WebRTC、5G、ブロックチェーンなどなど

思いつきで色々いってみましたが、こうした分野はまだまだ専門的で即戦力となるエンジニアも少ないです。

これからの時代でバズりそうなIT技術にアンテナを張り、それをものにし、仕事をして価値を生み出す。

そうすることによってエンジニアとしての市場価値も上がっていきます。

※これをやるには新卒や中途の入社の段階で、関心のある部署に配属してもらうことが鍵です。大企業で部署と上司は選びにくいですから、やりたいことが明確な人は専門の事業会社に行くのがいい気がします。

個人で何ができるかという問いの繰り返し

最初にシェアリングエコノミーの発展を取り上げましたが、これから(すでに)エンジニアは個人のスキルを売買したり、フリーランスとして仕事を受けることができます。クラウドワークスとかその典型。

ITの需要が増えるとはいえ、SIerがいきのこるか、自分の会社が生き残るかは個人ではどうしようもない問題だと思います。会社が大きくても。

特にぼくみたいな20ちょいのひととか頼れる会社に頼って生きるのはリスキーです。50後半くらいの人は今の会社にぶら下がったままでいいかも知れないけど。

良くも悪くも会社という組織の力がだんだんと下がり、個人の時代になります。

会社という肩書なしで、自分が何ができるかというどんな価値を生み出せるかが大切になります。ブロガーやツイッターのIT界隈をみていると、そう思わずにはいられないです。

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