僕それよくわからず躊躇してました。
貯金できるんだろうか。どういう物件にすればいいんだろうっていう悩みももちろんありましたが、自分一人で家計ってどういう風に管理すればいいんだろうという不安や疑問のほうが大きかったです。
一言でいうと、
まあ20代の一般的な会社員であれば、生活費を17万円以下で抑えれば、貯金できるかはともかく生活できます。手取りが20万円弱の新入社員であっても予定外の出費に備えつつ家計は維持できると思います。
ただ何にどれくらいかかるかとかって一人暮らしをしたことのない人にはイメージのしにくいところだと思うので、そういったわかりにくい部分を今回は紹介していこうと思います。
1.一人暮らしの生活費
生活費を大きく左右するのは、一番重要な要因は家選びです。
家賃は必ず払わないといけないですし、額も大きい。それに物件が都市ガスかプロパンガスか。ネットがついているか否かで大きく変わってきます。
1.1 家賃
目安:6万円
相場は4~7万円ってところです。よく家賃は手取りの3分の1なんて話を聞きますが、その水準で物件を選ぶとやや高いと思います。
4万円とかだと都市圏だとなかなかないですね。条件を妥協してあるかどうか。都市圏だと標準的な設備がある1Kで6万くらいが平均的。特に東京は高いですね。
もちろん生活していくことはできますが、設備の条件を見つつ抑えるのが吉です。
都心だと高い物件が多いけど、アクセスのよいところでもやや治安のよくないところは家賃が安くて穴場なのでおすすめです。
1.2 食費
目安:4万円
相場3~5万円ってところだと思います。
3万円:外食をほとんどせず食事をすべてスーパーの食材とかで済ませた場合
5万円:自炊皆無で外食中心の生活をした場合
付き合いとか遊びの外食費はここに含めません。→交際費
ぼくは35000円くらい。家賃の次に生活費を左右する要素が食費ですので、節約したい人はスーパーでも安くておいしい食事は十分できるのでそういった生活を心がけましょう。
1.3 水道・光熱費
合計目安:8500円
5000円~11500円くらい。相場下の個別の相場を足すとこんな感じ。
1万円を超えていたら、ちょっと節約を考えたほうがいいように思います。
ガスの種類や部屋の位置・性質とかで費用が若干変わってくるのところもあるので部屋選びの際には必ずチェックしましょう。
水道
目安:2000円
1500~3000円 ってところかな。
1500円:毎日シャワーで済ませる。
3000円:浴槽毎日貯めるかつ選択多し。
まああまりここはたくさんかかる人いるかもしれませんがここではあまり差もつかないかな。
あとはトイレがエコなものだと水使用量が少なくなりますね。ただ固定料金もあるので、安くて1500円くらいかな
電気
目安:4000円
2000円~5000円
冷暖房の使用頻度がものを言います。秋は一番安いけど、夏冬はかかりますね特に冬!
クーラー・扇風機とかは割と電気代が安いですが、電気カーペットとかヒーターはやや高いです。なので今回このくらいの見積もりとなっています。
あとは部屋が1Fか否か、角部屋か否か、窓は多いか否かなどにより部屋が冷えやすいかなども大きく変わり、電気代にも影響してくると思います。一般的に2F以上で窓が少なくほかの部屋に囲まれていると外の熱の影響を受けにくいです。(電気代ちょっとだけ安め)
あとは節約の手段として、電力自由化の事業者のセット割りとかを利用するのも効果的!
ガス:2500円
1500円~3500円
自炊するか否か、都市ガスかプロパンかが大きく影響します。
プロパンガスだと都市ガスの1.5倍とか2倍くらいかかるので家を選ぶときは注意です!
1.4 通信費
目安:9000円
ここも節約のし甲斐があるところ。今回はネット設備がない物件を想定して書きます。
相場は7000円~12000円
スマホとネットの二つに分けてみてみよう。
スマホ代
相場は3000円~8000円
格安スマホだと安いけど、3台キャリアだと高いよね。ぼくはマイネオに乗り換えましたが、違約金がかかっても乗り換えたほうがお得ですよ!通信品質も悪くないし。
ここも生活費を抑える大きなポイントです!三台キャリアだと通信料ごとの課金制とかあまりないけど、格安スマホだと融通が利きやすい!
ネット代
相場:4000円
フレッツ光の固定回線を使っても、WiMAXとかのモバイルWifiを使っていてもだいたい4000円くらいです。
部屋に固定回線が引かれている場合は、指定のプロバイダを選べば無料になることもあるので、この費用が掛からない人もいるはずです。
まあ固定回線のほうが安定していて使用量に制限もないのでぼくは固定回線を好んで使いますが、自宅外でネットを頻繁に使いたい人は制限がないモバイルWifiを使うのがいいかも。
1.5 日用品費
目安:3000円
相場1000~5000円
時と場合によって額が月ごとに変わりやすいですが、トイレットペーパー・ティッシュ・清掃用具・洗剤とか定期的に買い替えたりする必要は出てきます。
そうした生活に必要な消耗費を3000円くらいで見積もっておきましょう。
1.6 交際費
目安:15000円
相場5000円~30000円
付き合いの飲み会や友達と遊ぶ時のお金をここで数えます。外食したり、飲んだりすると、金かかりますよね・・・
ここは本当に人によってまちまち。ただここは節約のし甲斐があるところ。
自律が必須。
仲の良い人と使うのに絞りたいところ。
仕事によっては給料高いけど付き合い多くて金出て行っちゃうんだよねーみたいなことはざらにあります。
1.7 娯楽費・嗜好品代
目安:5000円
相場2000円~20000円
家でよく酒飲んだり、喫煙するような人は、ここがかさみやすいです。
NHKのテレビ代とかもここに含みます。(地上波のみなら年13990円:月約1200円くらい)
フィットネス行っている人とかはここの月会費とか大きいです。他にも月単位で何かのサービスを利用していると、お金は意外と出ていきやすいです。
好きなものに金を使うのはよいことですが、浪費が多いなという人はこの項目をよく見直すのがよいと思います。月数千円でも節約すれば年で数万円貯めることもできますからね。
1.8 その他経費
目安:5000円
相場0円~20000円
医療費、家電、家具…etc毎月かかるものではないですが、必要になるときはたまにあります。
この費用は忘れがちになりますが、貯金とは別にここは確保しておきましょう。
2.合計の生活費
生活費項目 | 目安 | 相場 |
家賃 | 6万円 | 4~7万円 |
食費 | 4万円 | 3~5万円 |
水道光熱費 | 0.8万円 | 0.5~1.15万円 |
通信費 | 0.9万円 | 0.7~1.2万円 |
日用品費 | 0.3万円 | 0.1~0.5万円 |
交際費 | 1.5万円 | 0.5~3万円 |
娯楽費 | 0.5万円 | 0.2~2万円 |
そのほか経費 | 0.5万円 | 0~2万円 |
合計 | 14.5万円 | 9~21.85万円 |
一概にこういう分け方が完璧であるというわけではないですが、すべてを足すとこんな感じで、14.5万円。
費用の各項目の生活感はあくまで一例ですが、「独り暮らしの家計の感覚」なんとなく伝わったでしょうか。
相場は9~21.85万円となっていますが、、どちらも両極端ですね。
ただ一つこれからわかることは、家計がひっ迫していると、予想外の出費によって給料に対してマイナスになることもあるということです。ただ一方で、家選びや生活の仕方次第で生活費を下げて無理なく貯金をすることも可能です。
残業なしでも月4万円であれば浪費しなければ可能だと思います。
3.生活費の節約方法
繰り返しですが、大切なのは物件を選ぶときに設備・条件をチェックすること
生活に絶対に必要な出費を整理して、それを安くする方法を考え探す癖をつけることが重要です。
格安スマホとかは節約の典型的な例ですが、これからいろいろサービスが出てきていままで生活で利用していたサービスが安く受けられるようになるチャンスがたくさんあります。
引っ越しをして一人暮らしを始める前に計画をちゃんと練って、節約をする方法にアンテナを張ることが大切です。