VDI(デスクトップ仮想化)とは:シンクライアントの種類を徹底比較!

▼この記事をSNSでシェアする▼

スポンサーリンク

スポンサーリンク

VDIとは

デスクトップ仮想化は、Virtual Desktop Infrastructureの略です。直訳すると仮想的なデスクトップインフラです。

トンビ
要はパソコンを仮想化した仕組みなんですね。

パソコン本体の画面を転送して、遠くから(リモートで)操作する仕組みです。

利用者は手持ちの端末から遠くにある実態のパソコンをいじるのですが、利用者の操作感覚としては通信速度が遅いときもあり鈍いときもありますが、物理デスクトップを操作するのと同じ感覚でPCを操作できます。

データが一か所に集約されているのでセキュリティが強固で、運用やサーバー資源の面で効率的であるため、最近注目されています。トレンドの仮想化技術も使われています。

この説明だといまいち物理デスクトップやシンクライアントとの区別がわかりにくいので、それぞれを比較しながら見ていきましょう。

補足

この記事は仮想化(サーバー・ストレージ・ネットワークとか)についてある程度理解ができる人向けの記事になっています。

参考記事:最近話題の仮想化って何?ITテクノロジー「仮想化」を解説します!

よくわからねえなあって人は、上の記事を見てみよう。

物理デスクトップ

要は普段私用でほとんどの方が使っているであろうPCの仕組みです。

PCを起動するときに、サーバーなどの外部の資源を一切利用せずに、ローカルにあるストレーージにデータ(アプリやOSやミドルウェア)を取り出し、アプリを利用するデスクトップ環境です。

サーバー側が余っていますが、ほかのデスクトップ方式との比較のためにあえて載せています。

物理デスクトップ型では、データ管理・アプリ実行・画面操作がPCの中で完結しているということを抑えておきましょう!

シンクライアントの種類

比較

ここで強調しておくのですが、VDI(仮想デスクトップ)というのは、シンクライアントの一種です。

すみわけとしてはこんな感じ。

シンクライアントっていうのは、ユーザーが使う端末(クライアント)の機能をthinな(薄い)ものにするシステムアーキテクチャのことです。

なんとなくニュアンス伝わるでしょうか。

クライアントのデータやアプリの処理をサーバー側に集約しています。

シンクライアントの中にネットワークブート型と画面転送型の二種類・四つの方法があるのでそれぞれ紹介していきます!

ネットワークブート型

1.ネットワークブート型

ネットワークブート型では、OS・ミドルウェア・アプリといったデータの管理が専用のサーバによって行われます。そのデータを逐一利用者がネットワークを通じて端末上でアプリを利用しています。

  • ストレージはローカル側のものは利用せず、サーバ側のものを使う。
  • 専用サーバ側ではユーザ同士でサーバのOSなどの資源を共有することができ、異なるOSにも対応している。
  • ただ、OSやアプリの種類が増えると管理が大変になる。
  • 端末側では端末のCPUとメモリを使い、周辺ドライバも使えるので、物理デスクトップ型の端末と同様に扱える。

→つまり使いやすい!

  • ただ、ネットワーク上でOSやミドルウェアのイメージファイルをダウンロードするのネットワークに負荷がかかりやすい。

→大人数の利用には高速のネットワークが必要

画面転送型

※「送」の字が諸事情で変になっています。ご了承ください。

ネットワーク型と異なり、OSの起動やアプリの実行がサーバ側で行われ、端末側では画面の操作のみを行う。

ネットワーク上ではデスクトップの描画と端末側の入手力データのみをやりとりするので通信がネットワークブート型よりも軽量である。

2.プレゼンテーション型(サーバーベース)

こちらは、サーバOSで稼働しているアプリを各ユーザで共有する仕組みである。

VDIではユーザごとに仮想OSが割り振られています。ここが重要な違いです。

VDIの仕組みついては後程触れます。

POINT

  • サーバ上で稼働しているアプリのみを共有するので、サーバ側の処理がVDI等に比べて軽量である
  • 求められる性能も高くないので、コストが安い。
  • ただ、アプリ側でユーザごとに同時実行する環境整備は必要になる。

3.ブレード型

こちらはブレードPC(サーバ側のハードウェア資源)をユーザごとに割り当てるので、物理デスクトップのようなスペックのPCが扱える。

POINT

  • 使用できるリソースが多いのCADやイラストソフトといったグラフィック系のCPU負荷の大きい処理に向いている。
  • VDIやプレゼンテーション型のようにサーバ資源をユーザ同士で使い分ける方式ではないので、サーバが高性能になり、台数も多くなるのでコストが高価になる。

4.VDI(仮想デスクトップ)

ブレード型に反して、複数の仮想デスクトップを作り、ユーザー同士でサーバ側のデータを共有し、仮想デスクトップを利用する方式です。

ハイパバイザによりサーバ側ではユーザごとのOSとアプリが管理・実行されている。

プレゼンテーション型ではユーザ同士でアプリを共有していましたが、VDIではユーザごとに仮想OSが割り振られています。

ハイパバイザ型の仮想OSで、デスクトップアプリを並列稼働しているのが、VDI(デスクトップ仮想化)なんです!

POINT

  • 接続先は仮想デスクトップにより割り振られるので、サーバーの構造を意識する必要がないので、データを使用しやすく、端末側で扱いやすい!
  • サーバー側でもユニットごとに資源を割り振り効率的に仮想デスクトップ用のOSとアプリが実行されているので、エコで効率的である。

VDIの活用場面・今後

どうでしたか。VDIとシンクライアントのすみわけ何となく理解できたでしょうか。

VDIは多くの大企業がすでに導入していますし、これから小規模向け事業者への導入が進むことでしょう。

おさらいするとVDIの特徴は

  • 分散した端末ではなく、データが集約されているので、運用しやすい!
  • セキュリティ対策も集約できるし、災害対策とかもしやすい。
  • 仮想OSで各ユーザのデスクトップOSを管理するので、効率的!
  • その分ハイパバイザを載せるOSは高性能になる。

っていうかんじですかね。

スポンサーリンク

▼この記事をSNSでシェアする▼

フォローする

メニュー・主な記事カテゴリ

おすすめ特集!




「ゆとり鳥日記」について
ITを中心に関心の赴くままに好きなように書いていく雑記ブログ!管理人が二人います。
◆フクロウ(19卒就活生)
◆トンビ(社会人1年目SE)

詳しいプロフィール
お仕事の依頼・ご要望

ゆとり鳥日記をBTCで応援する